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更新履歴と雑記

ミッドナイト☆夜遊び会へようこそ 感想

ダンキラの神対応でなんだか久々に気持ちが軽くなった。大変な時に、一番にユーザーのことを考えてくれてほんとうにありがとう……。ダンキラというゲームに出会えてよかった……!!

 

ミッドナイト☆夜遊び会

ひつじ館のチビたちから送られてきた、一枚の手紙。

孤児院時代のやさしい「秘密の夜談会」の思い出話に花を咲かせたまひるとソラの二人は、ゴールドハイムでも夜談会をしようと計画する。

かくして「ミッドナイト☆夜遊び会」(賢人命名)決行にむけて、メンバー集めに奔走するのだった……!

 

☆「蛍」と「朝」

新鮮 is ベスト! ダンキラはほんといろんなキャラクターがたくさん絡んでくれるから大好き。元気になる!「気が向いたら参加する」っという完璧な社交辞令断り文句を素直に信じるソラと、なんだかんだいいながらお掃除用ロボまで買って参加する蛍、ダンキラのこういうところが大好きだ…。

晶やソラ系統のTHE☆光属性みたいな人からの頼みは、口では文句をいいつつも個人的に弱そう。というか多分晶に絆されまくってそうなったに一票。一緒のベッドで寝たことある蛍と晶のお泊り会、コーチはみたいよ……。

 

☆「誘惑」と「夜這い」

光国☆3報酬カドスト。

あらすじえっち過ぎてびびった。そしていつもの源光国だった。で、ですよねー!

こ、この人自分の欲求にほんとに弱いな……!!そんなところが高校生らしくて安心するぞ、光国……!

 

「夜」と「光」

零士☆4報酬カドスト。いやこれ初見誰もが思ったことだとおもいますが、

ソラと光国、なんで2人でババ抜きやってんの?????(スピードとかあるだろうに!)

チャレンジ魂、この前書いたけどやっぱり仲良くてかわいいなぁ……。もし近所に住んでても絶対に仲良く遊べるタイプだ。7章で、夜野の様子がおかしいことに真っ先に気づいて追いかけた光国、めちゃくちゃ好きだし、「幼馴染でなくとも兄弟や家族のように見える」といっていたことを思いだし、そして今夜遊び会で世話を焼く零士とソラの背中をみて、光国がなにをおもったのか………ああ、好き。

あと、今回のイベントで比較的常識人SL50突破したんですが、比較的常識人は比較的常識人だった。この言い回しがはじめて出た時「常識人……とは???」ってネタにされていたけれど、おもった以上にふつーに会話してた。次のネタは比較的常識人SLイベントの感想にしようかな。ってか比較的常識人×ミッドナイトも思い浮かんだからまた書くぞ。

 

というわけで今回は和食派SL50×ミッドナイト☆夜遊び会ですぞ。

 

 

トランプをしながら、完全に眠りの世界へ落ちて行ってしまったソラを見て、零士ははぁ、とため息をついた。
「……まったく。明日起きたら説教だからな」
 やれやれ、と呆れながらソラに肩を貸す零士の口は、わずかに微笑んでいる。肩を貸す手助けをしながら、光国は零士に耳打ちした。
「大目に見てやってくれ。もとはと言えば、呼び止めた俺が悪い」
「いえ、源さんは気にしないでください。それに……楽しかったのは、事実ですから」
零士はソラのように大笑いする人間ではないが、そっとこぼした零士の静かな笑みは不思議とソラの明るい笑顔と似通っているようにおもえた。それは、生活を共にした人間が、互いの影響を受けてゆっくりと似ていくことと同質のものだ。
「そう言ってくれるか。それならまたやろう!」
わっはっは、といつもの調子で零士の背中を叩いてしまい、「うわっ」と零士がバランスを崩す。「おっと、すまん!」と慌てて謝って、倒れかける二人の身体を支えた時に、気づく。
「……む? なんだか前より、筋肉がついているような……」と、筋肉が大好きな弟子のように、つい身体を確かめてしまう。
「そ、そうですか? まぁ、源さんから以前いただいたダンベル、ものすごく重いですからね………」
「おお、使ってくれているか!」
「毎日振り回されっぱなしで、気持ちの余裕なんて、まだまだですが」
それでも、と光国は心の中でおもった。以前の夜野なら、駄々をこねるソラに付き合って、こんな時間まで遊ぶことはなかったかもしれない。いつも以上にはしゃいでいたソラを見ていれば、自ずとわかる。幸せそうに眠りこけるソラと、苦労の滲む零士の頭を、光国はわしわしと撫でた。
「み、源さん?」
「いやなに、なんだか嬉しくてな」
優しく頭に乗せていた手を離す。
「『千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする』というだろう。鍛錬に励んでいれば体力なんてあっという間につくぞ」
それに、と水が石を打つように、淡々と伝える。いつかその言葉が心の岩を穿つように。「焦らずとも、時間は人を裏切らない。長い時間をかけて築いた繋がりも、簡単に切れやしない」その言葉を聞いた零士は、少し驚きに目を見開いたあと、ありがとうございます、と礼を言った。眉間のしわが薄くなっているのに嬉しくなりながら、光国はドアノブに手をかけ、二人を見送りながら、付け足した。
「今度の夜遊び会で、お前たちの話もゆっくり聞かせてくれ。今までで一番、度胆を抜かれたいたずら話とかな」
光国が冗談っぽく笑うと、零士もふっと笑い返した。
「ええ。両手で足りないくらいで出てきますので、楽しみにしていてください」
そう言って兄弟のように寄り添い帰っていく零士とソラの背中をいつまでも眺めていた。光国の目にはやはり、あの時伝えた印象と寸分も違わず、家族同然の強い絆で繋がっているように見えた。
「よかったな、夜野」