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更新履歴と雑記

SEKIROプレイレポ②~死なず半兵衛の生きる理由~

SEKIRO、引き続きやっています。死に続けています。

昨日散々にやられた忍び狩りを斬る……前に「先に進めるとこ進んだ方がいいんじゃない?」とフロムくんからありがたく忠告され、赤鬼を斬り、戻って忍び狩りを割とあっさり斬り、今はうわばみの重蔵をあと少しで倒せるかな~といったところ。

このゲームに正々堂々は必要ない。なぜなら、侍ではなく忍びだから。多勢に無勢のロマンではなく、卑怯と思われようと、着実に一人一人忍殺していく……わかったよ!このゲームの攻略法が!

神仏への祈りは必要ない。ただ己の反射神経を信じ、鍛えあげるのが、死なずの道なのだった。(なんちゅうコンセプトのゲームだ………)

 

 →そのあとうわばみの重蔵を姑息な手を使って撃破し、次はまぼろしのお蝶!!

ストーリーの方も、少しずつ進んできたようにおもう。失った狼の記憶を紐解く平田屋敷のなかに、野上伊之助とお母さんをみつけて、ここで繋がった…!だから伊之助、最初に知ってるような口ぶりだったのか!

うわばみの重蔵を倒すときに一緒に戦ってくれた野上玄斎って、やっぱり伊之助のお父さんなのかな……助けられなかったな……。ごめんなわたしに力がないばかりに……。

ところで伊之助、幻影見てたからお蝶の第二形態まで削ってる説みて最高にエモさを感じた。強い。狼まだ第一形態で子犬扱いを受けているよ。死なず半兵衛も、はじめて会った時に「それがしを斯様に十全に殺したもの、そうはおらぬ」って言ってたあたり、元々強そうだよな。NPCが強いの、いいぞ……。好きだぞ……。

 

 

死なぬとて、痛みへの恐怖がないわけではない。幾度となく斬られ、死に、貫かれ、死に、揺れる太刀筋が、真っ直ぐ己を貫きはじめたところで、男ははじめて、己の心の一部をみせた。

「痛みを堪え、斬られてくれたこと。真に、かたじけなく思う」

目の前の男も、己の使命の為に幾度となく死を繰り返している。その痛みが思うものを誘発したのかはわからないが、思いがけない言葉に変わりはなく、感謝を聞いた死なずの口からでたのは、笑いだった。

「礼など良い。さっきはああ言うたが、痛みなら慣れておるさ」

隻腕の一匹狼のように、使命という高尚な目的が、人を死ぬことにも生かすことにもなるなら、逆もしかり。今しばらくこの男に斬られ、死に続けることこそが己が生きる理由であり使命なのだと、不死者はおもう。

 

あ~~死なずの半兵衛ほんと好き。ひたすら突きと見切りの感覚を指に覚え込ませるために練習に付き合ってくれるけなげな姿はまさに彼氏の鑑。

この人、なんで斬られてくれるのか、って聞いたときに其処許の眉根の皺をとってやりたいからって答えるんだよね。なんて素敵なアンサーなんだろう……なんて仁義の人なんだろう……。コミカライズあるらしいから絶対に読もう。