SEKIROプレイレポ①~孤独の狼に絡まる因果~
PSでセールをしていたので満を持してSEKIROを買いました。PSストアくん、ありがとう!!
クリアできる自信がありませんが、忍殺が「要はめちゃくちゃ難しいメタルギアライジングだろ?」ってなったので、(そんな軽いノリでいいんかい)はじめたんですが、思った以上に世界観が好きで、しかもブログという好きに書いてもいい場所を手に入れてしまったのでプレイレポをのんびり。
ちなみにフロムのゲームはエヴァーグレイス以来です。好きだったなエヴァーグレイス。はじめてプレイしたPS2ゲームだったかも? 三つ子の魂なんとやら。
SEKIRO~隻狼~ SHADOWS DIE TWICE
それは隻腕の狼の物語。
戦国の世に、死と共に生きた一人の忍びにまつわる影の話。
彼の名を、誰も知らない。
覚えているのは、そこらじゅうに転がっている死体の山。凄惨な戦場で彼は親を亡くした子の狼のように拾われた。炎がゆらめく不気味な影をつくりだすように、その子どもは戦国の世が生み出す影、忍びとなった。
恩師の背に背負われた幼子の頭に、赤く染め抜かれた紅葉が降りかかっていく。それは、死を祓う生命の加護か。はたまた、生者を疎む亡者の血に濡れた手か。
ざっとプレイして、もう世界観からなにまで『好き』の2文字しかなかった。ありがとうフロム。こんな尖ったゲームを世に送り出してくれて………大好きだよ。
今わかってるのは、主人公は狼という忍びで、我が主である九郎様をお守りする任務についていたけれども、なんだかんだあって九朗様が攫われてしまったので取り返しにいくぞ~というマリオ展開。
九郎様をおショタにしてくれてほんとにほんとにありがとう……主従ありがとう……一生推す。
九郎様とのやりとりにエモエモしながら(話すときに腰を落として目線をあわせるところめちゃくちゃ細かい。好きポイント1000点)(はじめて回生の演出が入った時に「狼よ…我が血と共に生きてくれ」→回生は主従として最高の演出10000億点)(その後即斬られる)憤怒の仏像を彫り続ける仏師、ミステリアスな薬師エマを荒れ寺に収容し、今せっせと剣戟に慣れるため死なず半兵衛の力を借りて修行中です。
半兵衛……お前のことが好き。(またいずれ語る)
ところでSEKIROってどんなゲーム?
死にゲーです。
SEKIROの特に好きなところは、この死にゲーであることもゲーム設定の中に組み込んでしまうところなんですよね。
主人公「狼」は竜胤の血のせい?で何度も生き返ることができるのですが、その力のせいで死ぬと淀み(呪いみたいなもの?)が振りまかれます。
その淀みのせいで竜咳という病に罹る人が増え、やがては命を蝕まれていく……という、死にゲーなのに安易に死ねなくなってしまうじゃん!(容赦なく死ぬけど! 既に何回死んだかなぁ?!)
己の任務、我が主を救おうともがくほど、因果の糸は絡まり、周りの人間に報いが降りかかる……そのことを知った狼の心中をおもうと、もう胸が苦しくなります。
主人公は狼は基本無口ですが、仏師が竜咳に罹ったときに「……どうした?!」と感情をみせて心配したり、奥底には優しい感情が見え隠れしている男です。
ちなみに、この仏師も昔、隻腕の忍びだったんだろうな~…ということを台詞で明言せず、忍び義手を持っていること、片腕の姿と、少しのヒントで推測させるフロムの手法が大好きでたまらない。知らなくとも別段支障はないけど、知ってると途端に深みを増すSEKIRO、頭を使わせてくれるいいゲームだ……。いや、ふつうに気づくか……。
初回プレイでおもうことが多すぎて書ききれない……また今度に。
さぁてがんばれるとこまでがんばるぞ~。